セミリタイアしたけど誇りある仕事をしてきました

僕は8月末に退職・セミリタイアしました。ちょうど１か月が経ちました。

仕事をやり切った感はあって誇りある仕事をさせてもらっていたと感じています。

逆に言えば誇りある仕事ができなくなったので退職・セミリタイアしたとも言えます。

けど、誇りある仕事をさせてもらっていた事は凄く幸せな事だったと思い今回記事を書きました。

全国でトップクラスの仕事をさせてもらえた

僕が施設長をしていた施設が全国１０位以内、３０位以内の評価を貰えました。

別に評価を貰いたくて仕事をしていた訳ではなく、僕の思う良い仕事を実践していたら、実践する為に努力していたら、それを評価してもらえました。むちゃくちゃ嬉しかったです。

さらに講師をさせてもらう機会に恵まれ、それでスキルアップもさせてもらいました。

全国の仲間とも交流ができ、仲良くしてもらい良い刺激をもらえました。時には全国トップクラスの人達と一緒に仕事もさせてもらいました。

むちゃくちゃ賢い人達でついていくのに必死でした。引き上げてもらった感覚が強いですが、大学の先生が中心なので、より現場で働いていて現場の肌感覚を持っているのは僕だけであり、その点で貢献できたと思っています。

とても良い仕事と経験をさせてもらいました。感謝していますし、誇りに思います。

これは振り返ってそう思った訳ではありますが、誇りある仕事が出来なくなったので退職・セミリタイアしました。

うつになってパフォーマンスがだだ下がりでした。とても施設長業務はこなせません。良い仕事が出来ず迷惑をかけるレベルになっていました。

あと仕事のできない（指示を守らず基本の支援も、支援量もこなさない）人達と働くのに疲れたし、そんな人達のいる施設、良くない支援をしている施設の施設長である事が許せないです。僕が施設長としての適性がなかったせいでもありますが、このメンバーでは誇りある仕事が出来ませんでした。

こんな現実を僕が退職・セミリタイアした時に伝えました。けれども、特に問題と思わず改善しようとしないチームです。改善できないのは仕方ないとしても、せめて問題と思って改善する姿勢は大事です。

それすらないなんて、福祉専門職として自分の仕事が恥ずかしくないのでしょうか？仕事に誇りはないのでしょうか？僕には理解できません。

僕は自分が納得できる仕事が出来なくなったので、誇りある仕事ができなくなったので退職・セミリタイアを選びました。そして、その選択は僕にとって正解だったと思っています。

愚痴になっていてすいません。

少し視点を変えて、僕は誇りある仕事をさせてもらえた事に感謝しています。

施設長は大変で、下手したら終電、休日出勤は当たり前なのを数年続けましたが、自分で納得のいく仕事をしていました。僕がうつになる前は施設全体も引っ張り上げていた訳で、施設自体が全国トップクラスの実績を出していました。

自由に動かせてもらえた事に感謝です。

さらに、今まで僕を育ててくれた人達がいて、育ててもらったおかげで福祉専門職として本人へ良い支援を届けるという誇りある仕事が出来ました。育ててくれた方達に感謝です。

といった事を綴ってきました。

誇りある仕事をさせてもらえるなんて、とても幸せな事です。感謝です。

そして退職・セミリタイアはしましたが、恩返しの意味も込めて、僕で貢献できる事をしていきたいと思います。もちろん自分が納得できる誇りある取り組みなのを大事にしてきます(笑)

私事の記事を最後まで読んでもらってありがとうございました。