サイドFIRE 自分の成長に自分のリソース(資源)を使える幸せ

僕は２０２２年８月にセミリタイアしました。

管理職を降りたついでに正社員も降りて(笑)、今年度はトリプルワークで週４日働いています。

セミリタイア、サイドFIREしたら自分の成長や経験に自分のリソース(資源)を使えるのが幸せと感じている話です。

自分の成長に自分のリソース(資源)を割く余裕がない不幸

僕の体験ですが管理者の時は、自分の成長に自分のリソース(資源)を使う余裕がなかったです。単に僕が管理職が向いてなく、社会不適応者だというのは大きいとは思いますが(笑)

いかに部下に気持ちよく働いてもらえるかにエネルギー、リソースを割いてました。

トヨタ式で「１人の１００歩よりも１００人の１歩」という言葉があります。僕はそれが正しいと思っているので、僕が成長するよりも組織全体の底上げにエネルギー、リソースを割いてました。

僕が成長するよりも、部下が成長する方が組織として継続的に良い仕事を出来るので１００人の１歩を大事にして管理職業務に取り組んでいました。僕は福祉職員なので組織が良い仕事をしたら、その分利用者に良い支援を届けれるので尚更そう思う気持ちは強かったです。

でもトヨタ式の言葉を知らなくても、多くの管理職はそのトヨタ式を実行しようとしてると思います。

今の日本の解雇要件が厳し過ぎて、会社に貢献していない人、もしくは貢献しようとすらしない人を中々クビにできない状況になってます。

僕の経験ではノルマをこなそうとすらしない人をクビにできませんでした。まあ、しようと思ったらできるんでしょうが、管理職として、嫌僕個人としてこの解雇要件の厳しさの中、クビにする技術と勇気がなかったです。

ノルマを伝えていても守る必要が無いと思う様な人達すらクビにできないなんて、オカシイし、悔しいです。

そんな人と一緒に働くのが僕には苦痛でした。なので鬱になりました。

今、思うと自分の仕事に没頭して、部下がまともにノルマを達成しようとすらしていない事から目を背けていた気がします。そこから逃げていたのです。でも実際、僕自身はむちゃくちゃ頑張っていて全国トップクラスの実績を出して評価してもらえていたので嬉しかったです。

数年管理職をしていて、体力的にも精神的にも限界が近くなり、コロナ過によって、目を背けていた部分が明るみになりました。そして鬱になりました。かなりショックでした・・・。

精神科に受診して、それを会社にオープンにして、仕事の負荷を減らして少しづつ回復してきました。

業務を減らしてもらえたのには感謝です。こころないスタッフには、「通院していると言われてもこっちはどうしたら良いのかわからなので困ります」とか言われましたが(笑)。

その人は性格が悪いから、自分がとは言わずに「言われてもみんなどうしたら良いのか？困ってますよ」と言ってきます。僕が鬱になって仕事の負荷を減らす為に他の管理職がその仕事をすると伝えているのに、どうしたら良いのか分からないって・・・。

ただ文句を言いたいだけだと今の僕なら冷静に考えれますが、その時は無理でした。

それ以外にも退職を決意する出来事があって退職を決意しました。

そして、無事に管理職を降りて、正社員も降りてセミリタイア、サイドFIREできました。受診してから１年半弱かかりました。

迷惑をかけない様に必死でしたし、何とか山場を乗り切ってから１か月の休職したり、その後は有休消化したので気がつけば実質セミリタイアしたぐらいでした。とにかく必死でした。

をいうことを綴ってきました。

自分では精一杯やってきたつもりです。それこそ鬱になるまでやってきました。

それでも、こころないスタッフには厳しいことを言われましたし、残念ながら退職してからも、その職場で週２日働いているせいもあり嫌われています。

でも嫌われていても自分の為に自分のリソースを使えて、より貢献出来、自分自身も成長しているのでとても楽しく仕事が出来ています。

ただ単に僕が社会不適応者で管理職が向いてなかっただけかも知れませんが、自分の為に自分のリソースを使えるのは最高です。セミリタイアできたことにとても感謝しています。より貢献できるし、より成長でき、僕を育ててくれた人達へ恩返しができます。

もう一度書きますが最高です。このままセミリタイアを続けていきます。

私事の記事を最後まで読んでもらってありがとうございました。