僕は飲みに行くのが好きで若いころはバーでも良く飲んでました。最近は立ち飲みですが(笑)
関西の人間やのに青森に行きつけのバーがあって、家族でねぶた祭りに招待してもらったぐらいでした。
学生時代はバーで働いていて、ノリは居酒屋でしたが比較的きちんとしたお酒を出すお店でした。
バーという空間はカウンター約10席 + テーブル席2席ぐらいが多くバーテンは多くても2人ぐらいで、マスターの人柄がそのお店の雰囲気を作ります。
ホテル等のバーは別で、ホテルのバーだとそこまでバーテンが話をしてお店の雰囲気を作り出す事は少ないと思います 。
少しはバーの事がわかるので、流行るバーと、流行らないバーの違い、売れないバーはお客さんを選べない事を記事にします。
なぜそんな事を書くか?、自分自身の人間関係や働き方、生き方に繋がるからです。
目次
オープンしたてのバー
オープンしたてのバーは基本お客さんを選べません。
軍資金、運転資金が豊富にあってお客を選ばなくて良いなら話は別ですが、なかなかそうはいかないです。
まだお客さんが少なく、常連さんもいないので、どんなお客さんでも、丁寧に接客し話をします。
下手したらお店にマスターとそのお客さんの2人だけなんて事もあり得ます。
すると、バーテンさんは合わない人であっても無理に合わせて話をします。
お客さんは楽しいでしょうが、バーテンさんは楽しくないです。でもお客さんはマスターと楽しく話ができたので、良い店だ思いまたその店に来る可能性が高くなります。
マスターと合わないのに・・・。
バーの雰囲気はマスターと常連さんで作るもの
オープンして数か月か半年もたてば、新規客だけでなく二度目、三度目のお客さんが増えてきます。
常連さんもついてくる頃でしょう。常連さんには週1回以上来る人もいます。「出勤率は?」「最近は週3かな」という会話もよくあります。
そういう店は、マスターと気の合う常連さんがカウンターに座っていて、マスターに合う人同士なので、常連さん同士も気が合うのです。マスターが話をしなくても常連さん同士で会話が弾んでいます。
バーの雰囲気はマスターが作るものですが、マスターと気の合う常連さんも一緒に作るものです。
そういうバーが流行るバーです。一人で行っても友達と飲んでる様に楽しめます。
基本、どこかのタイミングで合わない客いなくなる
さて、オープン当初にお店は売上がなく、マスターが無理して合わせていた客、困った客はどうなるのか?です。
基本は、お店が流行りだすと居心地が悪くなってこなくなります。お客さんが増えてきたらマスターも話をする時間はないですし、常連さんは仕事ではないのでそこまで合わない人に合わせてくれません。大体の人がこれでこなくなります。
でも困った客になると自分が場の雰囲気を壊しているのに気づかずにまた来ます。酷い場合は常連さんはその人がいたら早く帰るなどもあります。マスターもよっぽどの事がない限り出禁にはしませんが、そっけなくはなります。
困った客でも段々気づいてくれる訳ですが、それでも気づかない客は恐ろしいです。まあ、そこまでになる事はあまりないです。曲がりなりにも一人で常連の様に飲みに来る人は大人で、特に週1回以上来る人は、そこらへんは分かっているか、周りに嫌がられる飲み方はしません。
なので基本、困った人はどこかで合わない人はいなくなります。
流行らずに常連さんがつかないとどうなるのか?
マスターだけでなく、常連さんもいて、合わない人は、自分はこの店には合わないとなる話をしました。
では、流行らないまま常連さんがつかなかったらどうなるのか?
困った客にマスターが話を合わせて、困った客は居心地が良いままです。そして常連の様になっていきます。
偶然良い常連さんになる可能性がある人が新規でお店に来たとしても、面白くない店だなと判断します。
要は、マスターが無理に合わせている様なお客さんが常連の様になっていると、マスターと合うお客さん、良い常連さんがいつかなくなる訳です。
- 売り上げが少ないから合わない人にも話を合わせる
- すると合わない困った客が常連の様になってしまう
- そうなると良いお客さんは常連にならなくなり、売り上げはいつまでたっても伸びない
悪循環です。
もちろん一人のお客さんで全てが決まる訳ではなく、そこはマスターのやり方、采配となります。
何がいいたいのか?人間関係や働き方、生き方
流行らないバーのマスターは嫌な客に合わせないと仕方なく、それで店はさらに流行らなくなる。僕はそう思っています。
では、僕はこの話で何が言いたいのか?
要は人間関係や働き方について言いたいのです。
売れないバーみたいに、合わない人に合わせると、合う人を大事にできなくなると思います。
よく似た事を記事にしてます。良ければ読んで下さい
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人間関係にも断捨離が必要です。
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一応言っておきますが40歳ぐらいまでは合わせる努力をした方が良いですよ。でないと自分が変な人、合わない人になってしまい孤独になる可能性が大です。
関連書籍 幸福のための人間のレベル論 合わない人とは付き合わない方が良いと書いています。
仕事の選択 合わない人と付き合わざると得ない時がある
さてプライベートでは人間関係を断捨離できても仕事ではそうはいきません。
プライベートですら断捨離は難しいものですから、仕事なら尚更です。
ではどうしたら良いのか?
合わない程度で不利益を被らないなら距離を置くので良いでしょう。幸福のための人間のレベル論では心理的距離を置くと書いていました。
でも不利益を被るなら、とてもストレスならば。辞めるか、部署異動、転職でしょうね。
僕は退職、セミリタイアを選びました。まさにFIREです。
仕事である以上、接点がある訳です。合わない人と接点を持ちたくない、ましてや人材育成をしなければならないなんて嫌です。なのでセミリタイアします。
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合わない人に労力を割くよりは、合う人とよりクリエイティブな仕事をいたいとも考えます。
最 後 に
お金の為に、合わない人と接点を持ちたくないですよね。
合わない人と接点を持たなくよい様にする。そこから、合う人とより楽しい・より良い取り組みをする。
それは仕事でもプライベートでも合う人とより楽しい、より良い取り組みをしたいです。オーバーに言えばそれは生き方、人生で非常に大切な事だと考えます。
40歳を過ぎたら 合わない人から学ぶ事も少なくなり、40後半になると自分の時間・体力・お金も有限である事を感じ出します。
売れないバーの様に、合わない人に合わせて労力を使い、合う人との接点が少なくするのは非常にもったいないと思います。
なので僕は1年後にセミリタイアをします。
わたくし事の記事を最後まで読んで頂きありがとうございました。