今回はつみたてNISAの売却抑止効果についてです。
あまり聞かない効果ですが僕のコロナショック時のつみたてNISAは全く売る気にならなかった経験を記事にします。
結論は、20年の非課税期間と、世界経済に連動するインデックスファンド、の2つの理由で売る気に全くならずそのままホールドできました。
ちなみに来年のつみたてNISAへの切り替えが12月14日(月)に完了。12月12日(土)がカード払い設定締め切りだったので本当にギリギリ間に合いませんでした・・・。
目次
改めてコロナショックを振り返る
2020年3月下旬が底だったコロナショック
2月14日にNYダウが史上最高値29398ドルを記録し、3月20日には終値19173ドルまで下がりました。1か月強で1万ドル以上の暴落でした。
連日1000ドルを超える上下、サーキットブレーカーが何度も発動され歴史的な瞬間でした。稲妻の瞬く瞬間、騰がる瞬間もこの時起きていました。
2番底が来ると言われながらも世界的な金融政策でそのまま株価は回復し12月4日にはNYダウは初めて3万ドルを突破しました。
実体経済からはかけ離れています。コロナが異常事態なので株価も異常事態となっています。
暴落時の投資行動がリターンに大きく影響
暴落時の行動と言ってもシンプルに考えたら3パターンしかありません。
- 売り逃げる
- 特に動かない(積み立てはそのまま継続)
- 買い向かう
暴落時に売り逃げるのまず無理
相場が読めないので1の売り逃げるはまず出来ません。逃げれないのが普通で損をするだけです。
だから売らない方が良いです。
実際、僕も日本の個別株を1部分売って損失を被りました。もっと早く売れば大丈夫なのですがそんなのは無理でした。ちょうど3月17日とかに売りました(笑)
特に動かない(積み立てはそのまま継続)
なので2の特に動かないが良いです。
もちろん積み立て等の普段の投資行動はそのまま粛々と継続です。
絶対に止めたらあきません。暴落時が安く仕込めるチャンスです。
以下の買い向かうの話になりますが積み立てを増額しても良いぐらいです。
暴落時に買い向かう
これが一番理想で一番の投資行動です。このような投資行動をしたいですが、これも難しい。
どこまで下がるかわからない恐怖があります。2番底、3番底って言葉あるぐらいです。僕は絶対2番底が来ると思っていました。
日本の個別株を売ったくせに、僕はもっと買おうと思って少しは買っていましたが、2番底が来ると思って余力を残していました。
でもまあチマチマS&P500のETFを毎日買っていて良かったかな。
つみたてNISAには手をつけなかった
僕は2019年につみたてNISAでコロナショックの2020年は一般NISAに切り替えました。
コロナショック時にNISA枠の日本の個別株も一部売ってしまった僕ですが、つみたてNISAインデックスファンドは全く売ろうと思いませんでした。
理由は
- 非課税期間がまだ19年も残っているので売るのがもったいない
- 世界経済のインデックスファンドなのでいつかは上がると信じている
非課税期間がまだ19年も残っているので売るのがもったいない
これは正につみたてNISAの効果です。
20年の非課税期間を考えたら売るのが本当にもったいない。なので売る気が全くおきませんでした。
しかし20年の非課税期間って本当にすごいですね。有効活用せねば。
世界経済のインデックスファンドなのでいつかは上がると信じている
僕は以下の投資信託をつみたてNISAで保有しています。
- 楽天・全米株式インデックス・ファンド
- eMAXIS Slim 全世界株式(除く日本)
- ニッセイ外国株式インデックスファンド
世界経済全体に投資してしているのでいつかは上がります。
人類は発展していくと僕は信じており残り19年もあれば利益がでます。売る必要は全く出てきません。
ま と め
- 暴落時は不安になって売りたくなる
- でも売るのが一番やってはいけない行動
- 買い向かうのが一番だがそれも難しい
- 結局、粛々と積み立てるのが一番
今回のブログで一番伝えたいのは、つみたてNISAのインデックスファンドに関しては全く売る気にならなかったって事です。
悩みながら売らなかった訳でありません。選択肢としてなかったぐらいです。
- 長い非課税期間
- 世界経済のインデックスファンド
長すぎるとも言える20年の非課税期間、そして厳選されたインデックスファンドから僕は世界経済連動の銘柄を選んでいるので、そのままホールドが一番と迷いなく思えました。
当たり前かも知れませんがつみたてNISAの売却防止効果が凄かったので記事にしました。
この記事で環境を整える事で、自分の行動をコントロールし投資のリターンをあげる方法があると気づきました。
改めて来年からつみたてNISAを再開して良かったです。暴落への備えになります。