僕は2022年8月に退職・セミリタイアしました。
社会不適応者だから、管理職も正社員も降りてセミリタイアしました。
僕自身が社会不適応者なのですが、先日、ある人と飲みにいきました。憎めない人なんですがこの人と仕事を組む事はないないだろうなぁ、と思った話です。
関連記事 どうやってセミリタイアしたのか? 僕の体験談 仕事編
目次
一緒に働いている時のエピソード
その人は一緒に働いていた人で、その人が退職してから6年振りに会いました。働いていた期間は2年弱やったかな。エピソードを2つ紹介します。
裏口のカギを開けてそのまま出ていった
入職して数日だったのでまだ職場の鍵を渡していない時の話です。
正面玄関は利用者が使って、僕達職員は裏口を使って出入りします。でも裏口は鍵をかけています。入職間もないのでAさんは、定時で一番先に帰ります。「お疲れ様でした」とそのまま裏口から帰ったのですが、ちょっとしてからまだカギ渡してないのにどうやって帰ったんやろう?と気が付きました。
翌日、Aさんの確認すると裏口のカギが閉まっていたので、(建物の中からなのでカギがなくても開けれるから)カギを開けて帰りました。との返答でした。「開けたカギ、扉はどうしたの?」と尋ねると「そのまま帰りました」との返答(笑)
Aさんは50歳のおっちゃんですよ・・。ビックリです。
「カギを閉めているのは理由があって裏口から誰かが入ってきても誰も気づかないので閉めています。誰か入ってきたらどうするんですか?」「カギだけでなくこれからも元ある状態を変えたら、元の状態に戻しておいて下さい。」とまで教えました。
大掃除で靴箱を壊してそのまま
年末にみんなで大掃除をした時に、Aさんが職員専用の靴箱を壊しました。職員の靴がバラバラと散らばっています。やっちゃったなぁ、という話にはなりましたが、それぞれが大掃除をする場所を担当しているので、みんな特に気にせずに自分の大掃除に専念してました。
大掃除が終わる頃にみんなで集まって、みんな終わったかな、大丈夫?という確認をとって大掃除が終わりました。大掃除が終わったので、みんな自分の業務や机周りの掃除を始めました。
Aさんが壊した職員の靴箱を確認したら、散らばった靴は一か所に固められていますが、靴箱は壊れたままで放置されていました。応急処置の形跡もありません、そのまま放置でした・・・。
Aさんを呼んで一緒に靴箱を直しました。ちょっと手間でしたが、釘を打ったら使える状態にはなりました。
Aさんには「靴箱を壊してしまう時もあると思います。それ自体はない方がいいけど仕方ない事なので怒りません。でも自分が壊したものを直そうとせずにそのままにしておくのはダメでしょ。」と伝えました。
50歳のおっちゃんなのに・・・。
でも、憎めないおっちゃんです
まあ、そんなおっちゃんですが、憎めない所のあるおっちゃんなんです。
これもエピソードでいうと、うちの福祉施設の利用者と辞めてからも個人的に連絡をとっています。これはAさんが希望して施設長の僕が許可した事なので、個人的にやった訳ではありません。でも許可は基本良くなかったと反省しています。
その後、辞めて6年たつのですが、その利用者はAさんにメールや電話をしています。2時間ぐらい電話で話を聞き続ける時もあるらしいです。食事にも一緒にいっているみたいです。
利用者さんは、うちの施設を辞めたAさんと個人的なお付き合いが続いています。施設職員でなくAさんとして見られる、そんなおっちゃんです。
それでも仕事を組む事はないだろう
そんなおっちゃんやから、先日、辞めて6年経って初めてですが飲みに行きました。偶然そんな流れになったのですが辞めても会いたい人な訳です。
でも仕事を組む事はないと思いました。
Aさんはうちの職場を辞めてから6年経ちますが職場は4か所目です。全部1~2年で辞めています。
うちの職場で働いていた時もそうですが、うちの職場で仕事を覚えはしませんでした。専門的な知識や技術を習得していません。もともと出来てた事で限界がきて辞めました。福祉専門職で資格もあるし、得意な事もある人なので、仕事が出来なくはないですが、僕が期待する習得はなかったです。
あと、話してもいても僕の話をきちんと聞いていないのが良く分かる人でした。ちょっと特殊な専門職用語を使って話をしていたら、分からない感じだったのでこの言葉分かる?と聞くと分からないとの事で、聞いているうちに分かるだろうと思っていたとの返答でした。
その後も、そういう場面が何回もありましたが、面倒だし、何回も聞くのも雰囲気が悪くないので、そのままにしておきました。
あと、僕はAさんの今の仕事の話を色々を聞いて、Aさんも嬉しそうに色々と愚痴を含めて話してくれましたが、僕の仕事を自分から尋ねては来ませんでした。
セミリタイアして専門職としてトリプルワークをしているというのは伝えたけど、特に質問はありませんでした。僕みたいな働き方をしたいと言っている割には僕にはあまり興味がなさそうでした。自分中心、もしくは興味の幅が狭い人なんでしょうね。
なので仕事も興味ない事はほとんど習得できないのだと思います。今まで自分が興味があって習得できている部分では仕事が出来ますが、それだけでは仕事は難しいものです。なので転々とし続けているのでしょう。
苦手があってその実務は出来ないにしろ、相手の話に興味を持つ等が出来ないと、この仕事のこの部分をお任せしたいと思わないし、Aさんの出来る仕事をピンポイントでこちらが準備しないといけないのは、ちょっとしんどいです。
最後に でもまた飲みにいきたい人です
- 6年ぶりにうちの施設を辞めた人と飲みにいく事になりました
- 困ったエピソードのあった方でしたが相変わらずな感じで職場を転々としています。
- サイドFIREした僕みたいな働き方がしたいという割には自分の話が中心で、僕の働き方への質問は基本なかったです。
という事を書いてきました。
相変わらずな訳です。でもAさんの働き方とかで参考になる部分もありました。
何より憎めない人なのでたまには飲みに行きたいと思いました。嫌いではないです。あと、彼の良い点は、うちの施設のスタッフに不満もあった訳ですが、それはあまり言いませんでした。大丈夫かな、というのは言いましたが、それ以上はいいません。悪口はあまり言わないのが彼の良い点でした。見習おうと思いました。
でも僕も支店を立ち上げて接点がなくなってから負の感情はどんどんなくなっています。業務に支障がでることは極端に減りました。良い感じです。
関連記事 前向きになりたいけど負の感情が残っている
関連記事 施設のブランチ(支店)立ち上げに成功!!
わたくし事の記事を最後まで読んで頂きありがとうございました。