僕は2023年夏にセミリタイアしました。
あくまでセミリタイア、サイドFIREなので、働いていますが資産運用をしてきたおかげでセミリタイアできました。
ある時、ネットで資産形成に終わりがないという文言を見かけたので、そこで思った事を記事にします。
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目次
資産形成には終わりがあります
結論から言いますが資産形成には終わりがあるというのが僕の考えです。
そして細かく言えば資産運用には終わりがないと思っています。
僕にとっての資産形成と資産運用を書いてみます。
- 資産形成 資産を作り上げる事であり作り終える事はあり得る。作り終えたらアーリーリタイアが 可能とも言える。
- 資産運用 資産を運用する事。通常は資産を増やす為に運用しており、資産形成の手段として運用している事が多い。厳密にいうと銀行預金も資産運用の一部であるし、銀行預金ではインフレに負けて資産が目減りするので、資産を減らさない為の資産運用もあるので終わりがない。
異論・反論はあっても良いですが、とりあえず僕の考え方はこうです。
資産形成に終わりのない恐ろしさ
資産形成に終わりがあるというのが僕の考えですが、終わりがないのは恐ろしいと思っています。
なぜならいくら資産があってもゴールがないからです。ゴールが無ければFIREは無理でしょうし、仮に早期退職したとしても、資産形成が終わっている感覚が無ければFI(ファイナンシャル・インデペンデント)、経済的自立を果たしたと言えるのでしょうか?
僕はあまり賢くない人間なのでそこまで厳密にいくらでセミリタイアできる、いくらでアーリーリタイアできるとか考えていませんがある程度の目標は立てていて1500万円でセミリタイアが目標でした。有難いことにそれは達成できたのでセミリタイア、サイドFIREしました。
次は僕にとって資産形成が終わる目標を決めた方が良いのですが、ざっくりと3000万円ぐらいかなと思っています。
恐ろしいのは資産形成に終わりがないとすれば、永遠に資産形成をしないといけませんし、FIREはできません。お金に縛られたままの人生になってしまいます。
DIE WITH ZEROでは50歳で資産を切り崩すと書かれています
僕がセミリタイアをするにあたって多いに参考になった、セミリタイアを後押ししてくれた書籍DIE WITH ZERO(ゼロで死ね)では、お金と時間と健康のバランスを考えたら50歳で資産を切り崩していくぐらいで良いと書かれています。
老後2000万円問題がありましたが、80歳で2000万円あっても有意義には使いにくいです。
80歳の100万円と50歳の100万円では価値が違う。50歳の100万円の方が健康(体力)があり、時間があるなら、非常に有意義にその100万円を使える訳です。
旅行で考えたら分かりやすいかも知れませんね。80歳で100万円で旅行するのと、50歳で体力があり時間があって旅行するのは制限や楽しみ方が全く違います。
ちなみに僕はFIRE旅行で奄美諸島・沖縄に3週間いきましたがたぶん35万以上はかかりましたが非常に有意義でした。
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ここで言いたいのは、資産形成に終わりという概念が無ければ、お金を有意義に使えなくなってしまうという事です。
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最後に 資産運用は続きますよ
- 資産を作り上げる資産形成には終わりがあるというのが僕の考えです
- 資産形成に終わりがない概念だとFIREできませんし、したとしても本当の意味でのFIにはなりません
- DIE WITH ZEROでは50歳で資産を切り崩すと書かれているぐらいです
といった事を綴ってきました。
でも念のために書いておきますが、資産形成が終わっても資産運用は続きます。
よく出口戦略で4%ルールで切り崩したら資産は減らないと言われていますが、資産運用しながら4%切り崩したん場合です。現金から4%切り崩したら、そのまま4%減っていきます。
なので資産形成には終わりがありますが、資産運用には終わりがないというのが僕の考えです。
最後に伝えておきたいのは何のための資産形成、資産運用なのか?です。経済的自立を果たすためだと思います。そして経済的自立を果たしてワイスワークをする必要がなくなり、本当に自分のやりたい事に注力する為です。
それを実現する為には厳密には難しくても、資産形成には終わりがあるという概念を持つ事は大事だと僕は思います。
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わたくし事の記事を最後まで読んでくれてありがとうございました。