僕は2022年8月に47歳で退職・セミリタイアします。
施設長迄する様になり、仕事がとてもしんどくなっての退職・セミリタイアです。
改めて、僕はもうこれ以上自分に嘘はつきたくないと思いました。その為の退職・セミリタイアです。
目次
社会人になりたての頃
ありがたいと思っていないのに「ありがとう」と言う、悪いと思っていないのに「すいません」と言うのが、大人になる事だと、社会人になりたての頃に思いました。
ちなみに我が家はきちんとありがとうをいう家なので、タクシーでは家族全員が降りる度に「ありがとう」を言うので、運転手さんが困るぐらいです(笑)
本当は言いたくないですよね。ありがとうと思っていないのに、悪いと思っていないのに、ありがとうやごめんなさいをいうなんて。
これが今回のブログのテーマの自分に嘘はつきたくないに繋がってきます。
僕は社会人1年目から自分に嘘はつきたくないと思っていたんですね。
福祉の仕事をして
福祉の仕事は好きです。困っている人を応援するのが好きだからです。でも単に困っているだけでは僕は応援したいとはあまり思わなく、頑張っている人を応援したいです。
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頑張っていない人は応援したくないというのは福祉専門職としては失格かも知れません。
頑張れない理由がある訳で、そこまで想いを馳せてアプローチできるのが福祉専門職だと僕は思います。
ただ想いを馳せたとしても、理解できない、そして頑張らずにこちらに攻撃的になる人の応援は僕はやっぱりしたくないです。でももちろん仕事なので、自分に嘘をついて支援をしてきました。
施設長をして
僕が思うきちんと仕事をする人は少ないです。
きちんと仕事をしていないくても構いません。その努力や姿勢が大事な訳です。プロセスが大事。
でもそのプロセスもない人はほとんどでした。僕の感覚では8割がそんな人達です。
大して仕事ができる訳ではないのに、自分は仕事ができると思っています。仕事が出来ると思っているから努力をしません。福祉の国家資格を持っているのに・・・。
依存的になるからと相談にすらのりません。利用者との接点を減らして自ら経験を積み上げるのを放棄しています。あほちゃうか?と思います。
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でも結局は僕の施設長としての力量不足な訳です。
きちんと注意できなかった。僕は高いレベルを求め過ぎるので抑えてはいましたが、元々注意するのが苦手、怒るのが苦手、人に嫌われたくないのです。それは僕の弱さです。
下手な支援をしている部下をきちんと注意しなかった僕の責任でもあります。そんな支援をしている部下を見て見ぬふりをしていたのです。気にはなりますが、そんなもので良しとしないといけないと自分に嘘をついてきたのです。
でも、下手な支援は下手な支援です。施設長でなければ注意する必要はないかも知れませんが、施設長なので注意しないといけないし、部下の下手な支援を施設長は責任を取らないといけません。
念のために伝えておきますが、僕は部下をきちんと注意できていなかったと思いますが、こうしなさいとは言い続けてきました。指示を守ろうとしない、守らないのが部下でした。
でもそんな指示を守らない部下であっても、僕の責任って不条理と思います(笑)
もちろん何か起きたら責任は取りはします。施設長の役割は果たします。世の中にそんなものです。不条理なものです。だからこそ、そんな人達の責任は取りたくないので僕は施設長・正職員を降りてセミリタイアするのです。
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最 後 に
- 自分に嘘はつきたくない
- 社会人1年目からそう思っていた。本当はありがとうとごめんなさいを大切にしたい
- 福祉職になって施設長になって、おかしな人達と自分に嘘をついて関わるのもしんどかった
といった事を綴ってきました。
せっかくセミリタイアしたんだから、FIREの最初の2文字、ファイナンシャル・インディペンデンスしたんだから、自分に嘘はつかずに生きていきたいです。
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私事の記事を最後まで読んでもらってありがとうございました。