僕は2022年8月に47歳で退職・セミリタイアしました。
今年度からトリプルワークで週4日働いています。
常々、解雇要件の緩和による雇用の流動化の必要性を記事にしていますが、それを主張する以上、僕もセミリタイアして簡単にクビになる立場になっています。という記事です。
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目次
トリプルワークで雇用保険に入っていません
週4日のトリプルワークで以下の様に働いています。
- 週 2日で月10万円 支店で1人で独自の事業をしています
- 週1.5日で月 7万円 人材育成を任されています
- 月 3日で月 3万円 入所施設の外部相談員をしています。
ざっくりいうとそんな感じで月20万円ぐらいもらっています。
全部週20時間未満の仕事なので雇用保険に入っていません。
雇用保険に入っていたら、会社都合の解雇を出すとハローワークとかにすぐわかるので簡単にクビに出来ません。会社都合の解雇があると助成金を貰えなくもなるので会社は極力会社都合の解雇はしないようにしています。
でも週20時間未満で雇用保険に入っていないし正社員でもないので解雇しやすいです。
解雇されたとしても失業保険(雇用保険の受給)も貰えません。それだけ僕は不安定な働き方をしています。
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雇用の流動化、解雇要件の緩和が必要な理由
僕の考えですが、雇用の流動化を進めないと日本はどんどん衰退していきます。
世界でトップクラスに生産性が低く、会社に対してエンゲージメントが低い雇用環境に日本はなっています。
正社員の働かないおじさんがいるので、真面目な派遣社員が正社員になれません。働かないおじさんがいるので、他の人が生産性を高めて、サービス残業などをして会社を支えています。
大手企業はホワイトでサービス残業はないかも知れません。でもサービス残業がなくてもやっていけるのは下請けの中小企業が、それこそ身を削り、それでも少ない給料で頑張っているからです。
働いている人や頑張っている人をクビにしろといっている訳ではありません。働こうとすらしない人はクビにしたら良いのです。そしたらその人は働かないといけない、頑張らないといけないと気づくでしょう。そして次の会社で頑張ったら良いのです。
一つの会社で雇用を守るシステムではなく、社会全体で雇用と守るシステムにしたら良いのです。クビになるけど、雇用の流動化により次の会社が見つかりやすいというのが大事です。
そうしないと日本はどんどん衰退していくと思います。すでに衰退途上ですが、さらに加速して、どんどん衰退していきます。
実際、僕は来年度どう働くのか?保証がない
雇用の流動化を主張するなら自分も同じ立場にならないと、簡単にクビになる立場にならないといけないので、そういう立場になっていると書きました。
そんな事もありトリプルワークをしているのですが、実際、来年度、同じ様に働けるかは分かりません。保障なんてないです。
- 支店で1人で独自の事業で月10万円 属人化した先駆的な事業なので閉鎖もあり得る
- 人材育成を任されて 月 7万円 人材育成に2年ぐらいはかかりそうでそこまでOKかな
- 入所施設の外部相談員 月 3万円 中々成りてがいないので当面続けれそう
といった感じです
一番収入が少ない外部相談員が安定している気がします。でもさすがに月3万円では生活は厳しいです。
保証がないので、自分の実力で仕事を継続できる様に常にスキルアップ、良い仕事を目指しています。続けれる続けれないは僕自身の実力のものをいう訳です。
最後に やりがいがあり自分の人生を生きている実感がある
- トリプルワークをしていて雇用保険にも入っていないのでクビになりやすい立場です
- 雇用の流動化が進まないと日本の生産性が低いまま。解雇要件の緩和をしないと働かないおじさんが居座って、できる人が正社員になれない
- 来年度の僕は本当にどうなるか?わからない。なので今良い仕事をする事と、僕自身のスキルアップが大事と思う。
をいうことを書いてきました。
大変ではあります。けどだからこそやりがいがあるし、自分の人生を生きている気がします。
自己選択、自己責任です。そして僕が選択した道は自分がスキルアップできる道です。
安定は正社員ですが、専門職としてのスキルアップはセミリタイア、サイドFIREです。自分がスキルアップして、人の役に立てるのが嬉しいです。
来年度、同じ様に働けるかどうか?は分かりませんが、自分の好きな仕事を好きな仲間として貢献してスキルアップしていく。
そこで働けなくても専門職としての経験を積み、スキルアップして仕事の幅を増やしているので、どこかしらで働けると思っています。
僕は雇用の流動化を主張しているので、いち早くセミリタイア、サイドFIREして、自分をその状態にしました。簡単に解雇される立場になりました。
でもその分、職場にしがみつくのにエネルギーを使うのではなく、世の中の役に立ち、自分の成長にエネルギーを使えるのはとても幸せです。
やっぱり僕はセミリタイア、サイドFIREして正解だったし、この働き方を続ける為に楽しんで成長してきます。
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