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サイドFIREに繋がった僕の仕事術③ 守破離を実践しよう

人の役に立つ、貢献できる仕事が出来ないとサイドは出来ません。

幸い僕は福祉専門職として専門性の高い仕事をさせてもらえたし、育ててくれた上司達にも恵まれてサイドFIREが出来るまでになりました。

そんな僕がサイドFIREに繋がったと思う仕事術を書いていきます。第3回目は守破離を実践しようです。

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目次

3回目にして珍しい事柄になったかも

このサイドFIREに繋がった僕の仕事術の1回目は「目の前の仕事に一生懸命取り組む」で、2回目は「上司への相談のポイント」と報連相に関してであり、2回とも当たり前と思われることを書いてきました。

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3回目にしてやっと「守破離を実践しよう」と珍しいと思ってもらえる内容になったのでは?と思います。けれども日本の古典芸能を身につける、修行する時の言葉で、昔からある言葉ですし、僕も10年以上前に上司に教えてもらったので結構当たり前なのかも知れません。

でも当たり前かも知れませんが、非常に大事な事を分かりやすく教えてくれていますし、何より「守破離」と簡潔にまとめられているにも素晴らしいです。

守破離の意味

もとは千利休の教えををまとめた『利休道歌』の中の「規矩作法 守尽くして破るとも離るるとても本を忘るな」を引用したものらしいです。

  1. 守 師匠やその道の教えを忠実に守って身につける段階
  2. 破 教えを忠実に守り身につけた後に、自分流のアレンジを加えれる様になる段階
  3. 離 自分流のアレンジを加えても教えを上回る、もしくは教えと同等の事が出来る様になり、自分   の流派を作って、師匠のもとを離れる段階

となります。

ここまでは僕も以前から知っていたのですが、利休道歌には「離るるとても本を忘るな」とあるんですね。初めて知りました。

意味はその通り、教えを破って離れたとしても、その本質は忘れるな、という事です。素晴らしいですね。僕の言葉で分かりやすく表せば「目的と手段があるが、教えと違う自分流の手段を見つけた、身に着けたとしても、元々の目的は忘れるな」と言った感じです。

仕事で守破離を実践しよう

さてさて古典芸能の話となりましたが、サイドFIREに繋がる仕事術がテーマです。

なので仕事でもこの守破離を実践しようというのが今回の記事となります。

ここまで書けば仕事で守破離を使うのは簡単に理解できますよね。

まずは上司の指示にしたがい仕事に基本を身につけ、段々自分のアレンジや創意工夫を加えれる様になり、最終的には仕事を任せられるようになり、上司の指示がなくても仕事が出来る様になる立場になるという事です。

頭で理解していたとしても実践するのは難しいとは思います。守破離を伝えても全然出来ていない人が多いというのが僕の印象です。

まずは最初の「守」が出来ているつもりなだけで出来ていない人が多いです。指示通り仕事をしない、ギリギリ出来ているだけで本人は大丈夫と思っていても、こちらから見たら合格点とは言い難い訳です。ここで躓いている人は多いです。

そして躓いているのに、自分は出来ているつもりなので、勝手に「破」をしてしまいます。基本の型が出来ていないのに、自分流で凄いだろとか思っています。

ちなみに18代目中村勘三郎は『型があるから「型破り」、型が無ければ「型無し」』を座右の銘にしていたらしいです。守破離の意味を分かりやすく表現していますね。

あとそういう人が往々にして思っているのは自分は出来るのに認めてもらえないというやつです。仕事において出来る出来ないを判断するのは上司や会社です。

出来ていないから、仕事を任せないのです。型を身につけ、「型破り」までいくと、独り立ちしてもらい単独で業務を任せたり、または部署を任せてたりして出世してもらいます。型が身についていない「型無し」なので評価されない訳です。

基本的な努力や知識・経験不足、だいたいそういう人ほど認めてもらえないと不満をいうものです。そういったお子様も多いと僕は感じています。

もしくは悲しいかなその仕事自体が向いていないのかも知れません。

守破離を実践している人は少ないので、実践したら会社で認められるようになりますし、サイドFIREも近くなると思います。知らない人も多いし、実践している人も少ないので、逆に実行したら効果抜群だと思います。

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最後に 守破離を実践している人が少ないので僕はサイドFIRE出来た

  • 仕事術、3回目にして当たり前ではなく、珍しいと思われそうな「守破離」になりました
  • 守破離は教えを守り、アレンジして、最終的に離れても大丈夫なレベルになるという物事を身につける、仕事を身につける段階を表現しています
  • 守の基本が出来ていないのにアレンジをするから、型無しになっている人が多い。そういう人ほど不平不満を言っている。守破離が出来てない人が多いので、守破離が出来たら効果抜群

といった事を綴ってきました。

思うに僕は守破離を実践できる人が少ないので管理職を辞めてついでに正社員を辞めてサイドFIREした訳です。

僕の管理職としての適性の無さですが、教えても指示通り仕事の出来る人は2割ぐらいです。パレートの法則ですね。

でも僕は「破」までの話をしている訳ではないです。まずは「守」ぐらいはちゃんとしようよと言っているだけです。でも聞いてないとか、忘れるとか、いつまでたっても身につかないとか、そもそもやる気がないとかが8割というのが僕の経験です。

なので僕はサイドFIREした訳ですが守破離を実践してきたので、サイドFIREで仕事が貰えます。まさに守って、破って、離れたんでしょうね(笑)

僕としては守破離を実践して辞めてサイドFIREして本当に良かったです。

8割の人が実践していない守破離です。これを実践したらサイドFIREに繋がる効果は高いと思います。

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この記事が少しでも皆さんのお役に立てば幸いです。

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