僕は2022年8月に47歳で退職・セミリタイアしました。
有難い事に今の職場で週2日継続して働かせてもらっていますが失業保険の手続きをしました。
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今回は自己都合で退職した場合でも体調不良での退職であれば給付制限がなくなる場合があるという話です。
目次
失業保険の給付制限とは?
失業保険は働ける状態にある人が、仕事を探しても、見つからない時にもらえる保険・手当です。
会社都合で辞めた場合は、仕事探しの準備ができなかったので、もらえる日数が増えたり、給付制限がなく、すぐに(7日の待機期間はあり)もらいだす事ができます。
逆に自己都合で辞めた場合は、もらえる日数が少なくなり、給付制限がついて、2か月間は失業保険がもらえません。
給付制限があると、失業保険をもらえるのは2か月以上後になるので、その時にはもう仕事が見つかっているだろうと、ハローワークで失業保険の手続きをしない人も多いと思います。
でも場合によっては給付制限なく、すぐにもらえる時もあります。
自己都合だけど体調不良で辞めた場合
自己都合退職だけど、体調不良で余儀なく辞める事になったら給付制限がない場合があります。
会社都合で辞めたら仕事探しの準備ができないので、もらえる日数が増えたり、給付制限がなかったりする訳です。逆に極端な言い方をすれば自分の都合で辞めたら仕事を探す準備もできるので、給付制限がかかっていると考えられます。
理屈はそこな訳です。
でも自己都合だけど体調不良で辞めざると得なかったら、辞めたのは不可抗力だし、仕事探しの準備は出来なかったので、給付制限がなくなるというのが僕の解釈です。
なので体調不良でやめたなら給付制限がなくなる可能性があります。ただし、診断書などが必要になります。体調不良は精神的な体調不良でもOKです。
注意点は、仕事が全く出来ない状態だと、働ける状態ではないので、失業保険がもらえません。制度的には傷病手当になります。もちろんそこまで体調不良な場合は傷病手当をもらうべきです。
前の会社は体調不良で続けることができなかったが、違う会社なら働ける状態なら、給付制限がなくなり失業保険を早くもらえる可能性があります。この絶妙なラインというか、理屈は知っておいて下さい。
僕の場合の具体的な手続き
僕も体調不良(うつ状態)で施設長を降り、正社員も降りました。
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なのでこの給付制限がなくなる可能性があると思っていました。それを知っていたので、「離職票には体調不良の為、勤務日数が少なくなった」と、雇用保険の資格喪失理由に書いてもらいました。
そこまで準備したけど、ハローワークの窓口で相談した結果、ダメでした。
今の職場を継続して続けているので退職した訳でない、手続きには診断書が必要で、その職場を続けれなかったと証明してもらわないといけないからです。
うん。筋は通ってます。納得でした。僕は給付制限がなくなりません。
でも残念でした。けど、まあ、ちゃんと質問したし、筋が通っている内容なので特に嫌な気分になった訳ではありません。
もう一度書きますが納得です(笑)
ま と め
- 失業保険の給付制限とは自己都合で辞めた場合に2か月間は失業保険がもらえなくなる事
- 自己都合であっても体調不良で辞めた場合は給付制限がなくなる可能性がある。ただ働くこと自体が無理なら失業保険自体ももらえない
- 僕の場合は体調不良で正社員を退職したが、同じ会社で継続勤務しているので無理だった
をいうことを綴ってきました。
僕は当てはまりませんでしたが当てはまる人もいると思います。そういう人は主治医やハローワークの人に、体調不良であった事をきちんと伝えて相談したら良いと思います。
最後まで読んでもらってありがとうございました。