僕は福祉職員ですが、先日その業界でとても凄い人達と4人で飲みに行きました。
そこでむちゃくちゃ怒られた事と、やはり全国の人達は覚悟が違うと感じた話です。
目次
飲み会のきっかけ
僕は退職・セミリタイアするので、今までお世話になった人達と飲みに行くようにしています。
理由は
- 退職・セミリタイアをきちんと伝える
- セミリタイア後の仕事の営業(笑)
です。
退職・セミリタイアを伝えるとみんな驚かれますし、今後僕がどうするのか?なぜセミリタイアなのか?は皆さんとても気にしてくれます。
大体は「独立するんですか?事業を立ち上げるんですか?」と言ってくれますが、そんな高尚なものではなく、とても疲れたのでセミリタイアして週2~3日で働くことにしたと伝えています。
あと、仕事の営業は、週2日は今の職場で働くので、週1ぐらいで何かしらお役に立てたらと考えていますと伝えます。無理にお願いするのではなく、僕はこんな事が出来る、こんな事をしたい、それでそちらに貢献できるなら、お役に立ちそうなら呼んで下さい。でも特に必要ないなら無理しないで下さいね。と話しています。
これまでのお付き合いもあり、僕の知識・経験が役に立つと思ってくれていて、僕のうまい使い方を考えてくれます。僕が正職員を辞める、第一線から退くのはもったいないと思ってくれ、僕の知識・経験を業界で活かした方が良いと思ってくれているのです。
むちゃくちゃ有難いです。これまで頑張ってきて良かったです。
だから営業をかけているというよりは、僕の知識・経験で貢献できる方法を一緒に考えてくれている感じです。その人の職場だけでなく、違う施設でこういうやり方だと僕の力が発揮できるかも、と幅広く考えてくれとても良いヒントをもらえます。感謝です。
飲み会のメンバー
そんな感じで先輩、同期、後輩達と良く飲みに行っています。
家庭の事情で飲めない人とはランチに行っています。お酒好きですがランチでは飲まなくなりました。少しは成長したかな?いや、仕事のストレスが減ったので飲まなくて大丈夫になったのだと思います。
関連記事 お酒を止める! ②仕事のストレスで飲酒 僕のお酒遍歴
さて本題の今回の飲み会の話です。メンバーがとりあえず凄かったです。
僕以外の3人は全員、理事長クラス。さらに全国の団体の理事長や理事をしていて、厚労省のパイプもある人達でした。本当は1人の人と飲みにいく予定でしたが、「れくいちゃん!せっかくやし他の人も呼んでいい?」って事でこんなメンバーになりました。
僕としては少し緊張はしますが、もともと知っている人達ですし、むちゃくちゃ有難いです。この人達の話を聞こうと思ったら普通ならお金を払うレベルです。
それだけ良い話ができる、僕を引き上げてくれる、良い刺激を与えてくれる人達です。
でも怒られた。そして覚悟の違いを感じた
そんな飲み会なので楽しみにしていたのですが、1人の人にこっぴどく怒られました。
最初は遅れて参加した僕に、「おぉ!主賓がきた!!」と歓迎してくれました。ちなみにもともと予定があったらしく、僕が行った時には、もう3次会になっていてみんなかなり酔っぱらってました(笑)
恒例の退職・セミリタイアをする話をして、その理由を伝えたんですが、1人の人が納得してくれませんでした。
- 俺はれくいさんを関西の時期代表と思っていた。それぐらいの奴なんやぞ!
- リーダーが孤独で人材育成が難しいなんて当たり前の事。だから仲間で支え合う。この飲み会もそうや!
- できる人達だけの話じゃなくて、そうでない人をどうするか?それが福祉やろ!
という事で怒られました。
ずっと人材育成が大変なのは当たり前、リーダーが孤独なのは当たり前、なので退職・セミリタイアする理由が分からないとずっといわれました。
セミリタイアという生き方を選ぶのは僕の自由で、怒られるのは理不尽とも思えますが、僕はこの大先輩が怒るのは納得できました。怒る権利が大先輩にはあると思いました。
組織にトップに立ち、それだけなく全国の団体などの理事をして、厚労省にもパイプがあり、そのプレッシャーやストレスは相当の物だと思います。むちゃくちゃ大変です。でもやる必要があると福祉専門職として取り組んでいる人です。僕とは覚悟が違います。
そんな人だからこそ僕を怒る権利があります。
そして怒るのは僕を仲間だと思ってくれていて「次世代を担う人物やと思っていたのに、お前は降りるのか!?」という感覚なんだと思います。
仲間と思ってもらえて凄く嬉しいし、仲間が降りたら怒る気持ちはとても理解できます。
最 後 に
- 退職・セミリタイアで先輩、同期、後輩達と良く飲みにいっています。
- 僕の退職・セミリタイアをきちんと伝えて、セミリタイア後の仕事の営業をしています(笑)
- そんな中、大先輩にセミリタイアでむちゃくちゃ怒られた。仲間が降りたと思われて怒られた。
と、言った事を書いてきました。
今回の飲み会のメンバーからは改めて覚悟の違いを感じました。
僕はセミリタイアするので。この人達とは同じステージじゃない気がしました。肩を並べられない気がしました。卑屈になる必要はありませんがその違いはきちんと理解しておく必要があります。
でも、セミリタイアした僕だからこそできる貢献があるはずです。それをしたいと考えました。僕にできるその人達とは違うやり方で貢献する必要があると思いました。
それが僕を育ててくれた人達への恩返しになるはずです。
私事の記事を最後まで読んで頂きありがとうございました。