岸田政権の批判は多く、僕も正直あまり評価していません。
でも新NISAはとても良い制度で投資をする人が増えると思っています。グッジョブです。
さらに今回、失業保険改善で雇用の流動化を促進させようとしていて、これもまたグッジョブです。
岸田首相が見直す意向 そもそも自己都合離職の失業給付とは | NHK | ニュース深掘り
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目次
自己都合で辞めたら給付制限が2か月つきます
自己都合で会社を辞めた場合、給付制限が2か月つきます。なので失業保険がもらえる迄、2ケ月以上かかってしまいます。
会社都合だと2か月待たなくて良いです。
実は2020年までは給付制限は3ヵ月でしたが、改善されて2か月になっている経過があります。安心して転職活動を行える様にと短縮されました。
僕はそれを知らなくて、退職・セミリタイアした時に2か月だったので嬉しかったです。
ちなみに自己都合でも体調不良で退職した場合、給付制限がなしになる可能性があります。
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今回、給付制限だけで良いのか?日数も増やした方が良い
自己都合でも給付制限がなくすぐに失業保険が貰えたら、退職・転職しやすくはなると思います。
そういった意図での給付制限をなくすか、現在の2か月から1か月とかにすると思います。
でも僕としてはこれだけでは足らないと思います。自己都合でも給付日数を増やした方が良いです。
現在、自己都合で辞めると給付制限だけでなく、給付日数が会社都合で辞めた場合に比べて少なくなっています。まあ、考え方としてはクビにされたら大変だから失業保険を沢山もらえる様に手厚くしてくれている訳です。
僕の場合、47歳で10年以上勤務だと、自己都合の退職だと120日、会社都合の退職だと270日と倍以上の差があります。全く一緒に出来ないかも知れませんが、もう少し失業保険の給付を増やした方が、転職する人が増えそうです。
ちなみに全く一緒にしたら、自己都合なのか?会社都合なのか?での争いがなくなるのでその点も良いとは思います。会社が無理やり自己都合にさせたとしても、労働者が不利益を被らなくなります。
そして再就職手当をもらえたら転職しやすくなる
自己都合で退職して給付制限がなくなり、給付日数も増える。それだけでも嫌な会社は辞めやすくなります。
でもさらに先があって、再就職手当という制度があってそれを活用、もらえるなら転職しやすくなると思います。
再就職手当は簡単にいうと、就職が早く決まった場合に残っている失業保険の半分ぐらいがお祝い金で貰えるという制度です。ちなみに僕は過去に2回もらっています。17万円と31万円ぐらいもらいました。
給付日数が増えたらその分、再就職手当も増える訳で転職したら、転職先で給料を貰えるし、再就職手当も貰えるしで、逆にお金が増える訳です。
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最後に 雇用の流動化でサボる人が減って欲しい
- 岸田政権が雇用の流動化促進の為に失業保険の給付制限を見直す動きがある
- それは良い事だし、さらに給付日数自体も増やした方が良いと思う
- そして再就職手当が多くもらえる様になれば、転職でお金が貰えるので転職しやすい
といった事を綴ってきました。
これで少しでも雇用の流動化が進めば良いと思います。
でも、実はお金をあげるから転職した方が良いですよ、というのはあまり良くないかもと思っています。そういう事が出来る人は基本的に仕事が出来る人で、会社に貢献できると思うのであまり転職しなくても良い可能性が高いです。
貢献している人が問題ではなく、やる気がなく生産性が低い貢献しない人達が問題で、そんな人達にきちんと仕事をしてもらう事が大事だと僕は思っています。そういう人をクビに出来る様になると、サボってた人もきちんと仕事をするだろうし、頑張っていても能力的にクビになってしまった人も自分にあった業務・会社なら貢献できる可能性は十分あると思っています。
一つの会社で雇用を守るのではなく、流動性を高めて、サボってもクビにならないからとサボる個人が減り、さらに転職しやすくなって社会全体で雇用を守る様にした方が良いと僕は思っています。
でないと日本全体がどんどん貧乏になっていくと思っています。
給付日数増やせといっておきながら、矛盾する様な記事になっていてすいません。
僕の個人的意見の記事を最後まで読んで頂きありがとうございます。