日本マイクロソフト株式会社がこの夏に週休3日を試験的に行い、その結果を公表しました。
結果は効率化が図られたとの事で、冬にも同じような事を試してみるらしいです。
日本マイクロソフトでは、「ワークライフチョイス チャレンジ 2019 夏」の結果を踏まえて、この冬に自社実践プロジェクト「ワークライフチョイス チャレンジ 2019 冬」を実施します。
「週勤 4 日 & 週休 3 日」を柱とする自社実践プロジェクト「ワークライフチョイス チャレンジ 2019 夏」の 効果測定結果を公開
目次
週休3日の効果は?
上記引用を呼んで頂ければわかりますが、まとめてみました
- 生産性の向上
- 30分会議やリモート会議の実行向上
- 印刷物や電気代等の経費削減
リフレッシュして生産性が向上した面があるとは思います。有給休暇ってそんな意味がありますからね。昔、仲良しの社長さんがいってました。
特に注目するべきなのは、もともとマイクロソフトが30分会議やリモート会議を推奨していた点です。
働き方改革とはいうけど、残業せずに早く帰れというけど、仕事量は変わらず効率を上げる方法を示さずにいたら、早く帰りようがありません。
オーバーかも知れませんがパワハラです。下手したら家に仕事を持ち帰ってする人も出てきそう。本末転倒です。
働き方改革と言うなら、時間だけでなく効率化をセットで提示した方が効果があります。それを実践しているのが素晴らしいです。
電気代などが下がったのは稼働日数が下がったので当然ですよね。でも当たり前ですが見落としがちな効果、経費削減ですね。
働く個人の意識は?
これまでは会社側、雇う側(働かせる側とも言える)の話を中心に書きましたが、今度は社員側、雇われる側、働く側(働かされる側とも言える)を見てみます。
引用が多くて申し訳ないですが、非常のまとまったレポートだったのでそのまま引用させてもらいました。引用元も明示しているのでお許し下さい。
“ワークライフチョイス チャレンジ 2019 夏“ から見えてきたこと
「週勤 4 日 & 週休 3 日」を柱とする自社実践プロジェクト「ワークライフチョイス チャレンジ 2019 夏」の 効果測定結果を公開
① 社員は「多様な働き方」を求めていること
② 多様な働き方の実現には「ワークライフチョイス」が有効であること
③ 全社一斉のチャレンジが、業務効率化の新たなモチベーションになること
充実した休み/学びの実現のために、さらなる業務効率化に取り組む
“ワークライフチョイス チャレンジ 2019 夏“ から見えた課題
「週勤 4 日 & 週休 3 日」を柱とする自社実践プロジェクト「ワークライフチョイス チャレンジ 2019 夏」の 効果測定結果を公開
① 有効活用できた社員/部署と、うまくいかなかった社員/部署のギャップ
② いまだ一部のマネージャー/部門で働き方の多様性への理解が不足している
③ 当社のチャレンジがお客様のご迷惑になるのではないかと考える社員/部門もあれば、お客様にもこのチャレンジを共有しようと前向きに捉える社員/部門もある
働く側は多様な働き方を求めていて、きちんとワークライフチョイスがあれば、社員全員でそれに取り組み効率化へのモチベーションアップとなった。しかしそれを有効活用できた人・部署と、さらにお客様にご迷惑と考える人・部署と、お客様にもこのチャレンジに一緒に取り組もうとなる人・部署があったとの事でした。
SDGsではない負の循環が起きている
確かにお客様は大切ですが、それが行き過ぎて、年末年始やお盆もなく、宅配業者は一部?多く?お客が配達時間に居てくれないと困り、意味不明なクレーム対応をしなければならないぐらいになっていると感じます。
論点がずれたかも知れませんが、お客様の事を考える割には、自分たちの社員の事を感がない、自分の働き方を考えない事が今の働き方になっているのではないでしょうか?
そしてしんどい状況の人が増えて、クレーマー見たいなお客が増えて、さらに業務がしんどくなっています。
負のスパイラルです。このまま進めば、どんどん皆がしんどくなっていく循環です。
決してSDGs(持続可能な開発目標)ではないです!
ついつい流行りの言葉を使いましたが、持続可能ではないです。
会社も個人(お客様も含み)もそろそろ方向転換しないともたない所まで来ていると思います。
MSの取り組みが広がれば僕はセミリタイアしなくてすむかも
マイクロソフトの取り組みは素晴らしいのものです。
何が素晴らしいって、お客様にもこのチャレンジを共有しようとする人・部署をきちんと取り上げ、さらに冬にも同じ様な取り組みをするのです。
決して1社だけの取り組みではなく、お客様に広がり他社にも広がり、社会全体に広がっていく視点があります。社会全体にこのままではいけないと、ストップをかける、方向転換を促す取り組みです。
実は週休3日ぐらいが僕が今、目指しているセミリタイアです。マイクロソフトの取り組みが広がれば僕はセミリタイアしなくてすむかも知れません。
でも、ここまで記事を書いている僕はワーカホリックな所があって、考え方もお客様に迷惑がかかるのでは?と思ってしまうタイプです。僕自身が変わらないといけないですね。
残業・休日出勤で補うのではなく、時間内に効率的に仕事をして、お客様に迷惑をかけない。
僕は施設長でもあるので、働き方改革に取り組む立場です。まあ、僕が一番働いてますが(笑)
セミリタイアをする前に、自分自身を含めてうちのスタッフ全員で持続可能な働き方を実践していきたいです。
最後に、この素晴らしい取り組みをしたマイクロソフトは凄いです!冬の取り組みも楽しみしています!!