UnsplashのAndrey Grinkevichが撮影した写真
福祉の専門職仲間と月1回、20年以上やっている勉強会があります
参加しているのはやる気のある人達ばかりでとても楽しく成長できる勉強会です
でもある人には、眩し過ぎた勉強会であり、それが原因で辞めた人がいました。そんなことを記事にします
目次
自主的な勉強会
15人ぐらいがメンバーで大体10人ぐらいが集まって勉強会をしています
メンバー制で、知り合いの紹介でメンバーになります。20年以上続いているのは僕だけですが15年以上のメンバーもいます。お試しで1~2回参加してもらって、受講生、お客様ではなく、あくまで自分達で勉強会を運営するという意思確認をしてメンバーになってもらっています
色んな人がいますが、積み上がり成長する人もいれば、いつまでたっても成長しない人もいるのが事実です。でも有難いことに紹介制でメンバーになるので参加態度が悪い人は基本いません。
初期の頃はたまにそんな人がいましたが、紹介した人が責任を持つシステムに変えてからは良いメンバーばかりになりました
10年続けたメンバーが辞めることになった
少し参加頻度の低かったですが10年ぐらいは続けていたメンバーが辞めることになりました
僕が辞める際のやり取りをしました。以下が辞める理由でした
「この勉強会のメンバーは自分にとっては眩し過ぎた。凄い熱心で、勉強もしていて、実力もある人達ばかりだった。自分も何とかついていこうと努力したけどうまくいかず・・・。常に劣等感を持ちながら参加していた。とても良い会だけど、自分にとってはとても辛い会でした」
気持ちを正直に話してくれたことに感謝です。僕にとっては驚きでした。ショックでした。そして悲しくもあり、申し訳ない気持ちも出てきました。
確かに少し実力が伴わない部分はあるとは思っていましたが、彼の現場ならではだったり彼の経験からの意見もあり、参加態度も良く熱心に勉強していた印象でした
相性や居場所
でも、良い勉強会だけど、彼にはとても辛い会だったのです・・・。劣等感を持っての参加だったのです
とても驚きました。僕はそんなことは思いもしませんでした
彼には悪い気もしましたが、相性なんでしょう・・・
合う合わない。自分にとって居心地の良い場所なのか?自分の居場所になっているのか?
役割を担えているのか?も大きなポイントな気がします。役割を担ってはいましたが彼自身はそうは思ってなかった訳です
最後に もちろん離れるのも有りです
- 20年以上やっている勉強会があってみんな熱心でとても良い会になっている
- あるメンバーが辞めるその理由は「自分にはみんなが眩し過ぎた。劣等感があっての参加」だった
- 少し実力不足を感じる事はあったけど熱心だったので、そんな事は思いもしなかった。でも相性とかなんだろうと思った。彼にとっては居心地のよい居場所でなった訳です
といったことを綴ってきました
相性ですが、自分にとって合う人達と一緒にいる。そしている場所がある、役割がある
居心地の良い居場所があるというのは非常に大事だと思います。劣等感が出てきてしまう辛い場所なら、そこには居ない、行かないので正解です
居場所から離れるのもあり、自分で居心地良くするのもあり、または自分で居場所を創るのもあります。居場所は自分で創るもの、自分で選ぶものです
なので彼の選択は決して間違っていません。そして辛くても熱心に参加していたので、それは彼自身の今後の居場所に役立つと思います
もう何年も前の話ですが、勉強会を辞めた彼の言葉を思い出してこのブログを書きました
私事の記事を最後まで読んで頂きありがとうございました。