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講師とエンターテインメント性

2022年8月に47歳、資産1500万円でセミリタイアしました。

あくまでセミであり、アーリーリタイヤまではいきません。でも、まあ、僕はセミリタイアぐらいがちょうどよいタイプの人間だと思っています。

そしてセミの仕事ですがちょくちょく研修の講師などをさせてもらっています。依頼してもらえるので感謝です。そんな僕の講師とエンターテインメント性について考えてみました。

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目次

20代からちょくちょく講師をさせてもらっていました

僕は福祉業界でもちょっと珍しい仕事をしているので20代の頃から講師をさせてもらっていました。

講師はアウトプットをするので自分の取り組みを振り返り整理する機会になります。講師をさせてもらう度に振り返りスキルアップ出来たと思うので、これは非常に恵まれていて感謝しています。

普段の業務の上乗せで講師資料を作るのですが、いつもむちゃくちゃ頑張って資料を作ってました。

残業で講師資料を作るので、基本1講師につき2回終電で帰るのが当たり前でした。でも講師謝礼は頂けるしスキルアップできるし、人のお役に立てる、貢献できるので、基本講師は全て受けています。

それだけ気合いを入れて資料を作るのでやはり良いものが出来ます。そしてアウトプットして成長できます。するとさらに講師の依頼が来るというスパイラルが起きます。どんどんスキルアップしてどんどん講師依頼が来るスパイラルを、僕は講師スパイラルと名付けていました(笑)

非常に有難い限りですが、仕事が増える一方なので大変でした(笑)

だって1講師につき2終電ですから・・・。これも施設長、正職員を降りた遠因ではあります。

専門学校でも講師をさせてもらいました

分かってはいたのですが、転職で月収が10万円も下がり非常にきつかった時期がありました。

その時に2~3年ですが、専門学校の授業・講師をさせてもらって、そこでむちゃくちゃ鍛えられました。

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ちなみに授業を辞めた理由は学生さんを教えるよりもうちのスタッフの人材育成を優先させる必要があったからです。まあ、その時には施設長になっていてお金は大丈夫でした。

資産運用ブログなので専門学校の講師謝礼を書いておきますが、1コマ8000円でした。週に1回、月に4回なので32000円でとても助かりました。お金に困ったから講師をしていたのですが、その経験は今、とても役立っています。

専門学生は基本、寝ます。普通に話すだけでは絶対寝ます。

なので眠くなりそうなタイミングで質問をしたりグループワークを入れたりして、聞くだけでなく自分で考えてもらう時間を作る様に工夫しました。これが、今、講師させてもらう時に武器になっています。

あと僕は現場で働いている福祉専門職なので、教科書の内容に、僕の現場経験をいかに上乗せできるかが僕が講師をする意義だと考えていました。教科書を読むだけなら誰でもできます。

社会福祉学は実践科学です。現場を学生さんに分かる様に伝えるのが僕の役割と考えていました。

講演内容とエンターテインメント性

さて、今回の記事の本題です。

先ほど言った様に教科書や専門書を読んで理解できる内容だけなら、授業や研修に参加する必要はないです。先生や講師が教えるのだから、それに上乗せしたものが必要だと僕は思っています。

なので僕は講師をする時に、専門学校での経験を活かして以下の3つを大事にしてます。

  • 僕の現場経験、リアルな話を伝えて、イメージがしやくする。社会福祉学は実践科学
  • 質問をして自分で考えてもらう。自主性を引き出す
  • グループワークで自分も考え人の意見も聞いて発展してもらう。グループ力動の活用

多分、これをするから良い研修になって重宝がられて、講師を依頼してもらえるのだと思います。

それとさらに大事にしているのは、僕の研修を受けて楽しかった!と思ってもらう事です。エンターテインメント性ですね。笑いを大事にしているという感じです。

漫才師ではないので大爆笑とまではいきませんが、アンケートで楽しかったです、れくいさんの話をもっと聞きたいです、とか書いてくれていて嬉しい限りです。感謝です。

先ほどの本を読んでわかる事に上乗せするのが僕の仕事と言ったのと重なります。賢い人は、本を読んで簡単に理解できてそして楽しめると思います。でも僕も含めて一般の人はそうなりにくいです。本を読んだだけだと中々理解できません。なので楽しい研修にして理解しやすくするのが講師の仕事と思っています。

そして研修で人が集まっているので、聞いてくれている人達の力を活用しないのはもったいないです。僕の経験談を話すよりも伝わりやすい場合があります。基本、聞く側も話す側も得るモノがあります。

それがエンターテインメント性になっていると思います。ライブ感かも知れません。

最後に 自主性を引き出す、自分の限界に気づく

  • 20代からちょくちょく講師をさせてもらっていてアウトプットにより成長の機会をもらえていた
  • 専門学校で授業をしていた事もあり寝る生徒に対して工夫した事等が講師のスキルアップになった
  • 今までの経験のおかげで、質問やグループワークをいれて楽しいエンターテインメント性の高い研修に出来ていると思う

といった事を綴ってきました。

ここまでこのブログを書いて思うのは

  • 社会福祉学は実践科学なので自分の実践は惜しみなく伝える
  • 質問やグループワークを入れて受講生の自主性を引き出す
  • 自分が話すよりも受講生同士がグループ力動の方が効果的

を講師で実践しているから依頼してもらえているのだと思いました。

本や教科書と同じ事を話すだけなら、自分で学べる人は本を読んだ方が早い・コストパフォーマンスは高いと僕は思っています。

そうではなく僕の実践を惜しみなく伝えて、そして自分が伝えられる限界も知り、受講生に考えてもらう、さらには受講生同士で考えを深めてもらうを行っています。

それが大事なんだとこのブログで整理できました。これからも役に立つ、貢献できる講師、研修をする為にスキルアップしていきたいです。

いやぁ、ブログって考察が深まって本当にに良いもんですね。続けていて良かったです。

わたくし事の記事を最後まで読んでくれてありがとうございました。

この記事が少しでも皆さんのお役に立てば幸いです。

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