今回、知覧特攻平和会館と維新ふるさと館以外は特に行く場所を決めていない旅行に出ています。
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帰りは鹿児島から関西まで鈍行列車で途中下車で泊まりながら1週間ぐらいかけて帰ろうと思っていました。でも結局、沖縄行のフェリーで離島に泊まって沖縄からピーチで関空まで帰る事になりました。
やはり知覧特攻平和会館に行って良かった事に記事にしました。
目次
知覧特攻平和会館
3回目の特攻平和会館です。
特攻隊を称えると共に、戦争を起こしてはいけない、平和が続くようにとのメッセージがある知覧特攻平和会館です。
特攻隊のお国の為にという言葉を称えすぎている文言もありますが、僕は18歳や19歳で特攻を命ぜられ死んでいった若者を二度と生み出してはいけない、だから平和を大事にしないといけない、という非常に意義ある会館と思っています。
音声ガイドと遺書
現在コロナで中止になっていますが、音声ガイドがお勧めです。展示だけでは分からない情報を教えてくれますし、遺書や遺書を書いた人物などの事も丁寧に教えてくれます。
遺書には多く母を想う言葉があります。そりゃそうです。18歳や19歳の若さで死んでいくんです。けれども死にたくない等ではなく、「自分は大丈夫、名誉な事です、笑って逝きます。でも親孝行があまりできず申し訳ありません。お母さんは末永く幸せでいて下さい。」母の幸せを願う内容の遺書でした。
そんな世の中間違っています。戦争は絶対にやってはいけません。平和に寄与する特攻会館です。
入口の壁画
入口の壁画も良く見て下さい。
紅蓮の炎に包まれた特攻兵を数人の天女が優しく抱きかかえ天へ連れていく壁画です。
特攻機が降下していく中、操縦席から特攻兵を助け出す様な構図でまるで
「よく頑張ったね。これ以上は苦しまなくていいんですよ。」
と優しく語りかけている様に僕は思います。
この壁画は陶器で出来ていて、平和への想いが末永く続くようにと陶器で作られたと聞きました。
最後に なぜこれまで以上に感動するのか?
3回目なのにこれまで以上に号泣していました。音声ガイドがなくても前以上に泣いていました。
実は会館の外の銅像とその説明を読んでいるだけで泣いていました。さらにこのブログを書いていてもないてしまいました。
3回目なのに、僕はなぜこれほどまでに感動するのか。
きっと責務や職責なんだと思います。自分の事だけでなく、自分に与えられた使命を全うしようとする。最近で言えば鬼滅の刃の煉獄さんの「俺は俺の責務を全うする」という言葉です。
そんな人が今の時代少なくなったと感じています。そんな人達と特攻平和会館で出会えます。彼らの想いにふれる事ができます。だから僕は号泣します。
戦争は絶対してはいけません。彼らの様な特攻隊を二度と生み出してはいけない。生み出してしまった事はきちんと反省すべきです。
それを踏まえた上で、僕はもっと仕事に誇りや責務を持って取り組む人と仕事を組みたいです。
僕は福祉職員をしていて、施設長をやっていました。福祉の国家資格(仕業)を持っていても、責務や職責のない人達がほとんどでそんな人達の施設長をするのが嫌で、さらには接点を持つのが嫌で、セミリタイアします。
でもやっぱり僕はこの仕事が好きなんです。責務を持ってる人と仕事を組んで、頑張っている人を応援をしたいです。
わたくし事の記事を最後まで読んでくれてありがとうございました。