コロナうつと言って良いと思いますが、僕は精神科に受診して薬を飲んでいます。
最初の先生とは相性が悪く、正直、僕にしては良い先生とは思えず、薬だけもらいに行っている状態でした。
先生を変えようと転院も考えていました。
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そんな時に予約外受診をしたら違う先生がその曜日は担当で、良い先生と感じそのまま主治医を変えるが出来ました。
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今回、新しい先生の良さから、考えたことを記事にしました。
目次
新しい先生のどこが良かったのか?
ちなみに前の先生は白髪のおじいちゃん先生で、今回は多分40代の女医さんです。
とても話を聞いてくれる先生だった。
前の先生も話を聞いてない訳ではないけど、全然違うと僕は思った。受け止めてくれていると感じました。
表面的に分かりやすいので言えば、退職の話をしたら笑われたり、無視されたりがあるけど、そんな論外な事柄でなく、普通のやり取りでも、違いを感じました。うまく言語化できないのですが、明らかに差がありました。
もしかしたら女性だからかも知れませんが。僕が女性の方が受け止められている感を得やすいという意味です。とにかく差がありました。
辞める事をもう職場に伝えたといったら、そうなんですか!?と驚きはしたけど、それは自分で納得している退職なのか?の確認をして、僕が納得いっているならそれで良いと返してくれました。
終電とか休日出勤が当たり前だった事を伝えると、非常に頑張って来られたんですねと、労ってくれた。
こっちから、退職したら週2日ぐらいのバイト(セミリタイア)をしていこうと思っている事について尋ねてみました。
「 僕は自分を変える事が出来ないと思ったので、環境を変える方法を選んだですけど、先生はどう思われますか? 」
って感じで聞きました。
先生は
「 そういうやり方もあるし、今まで頑張ってきたので少し休憩が必要 」という意見でした。
納得のいく答え、返答でした。
セミリタイアして、そのまま休憩を続ける生活を続けるつもりですがセミリタイアしたら、また働きたくなる可能性もあります。まずは休憩が必要というのはその通りです。
前の先生には、セミリタイアの話がまともにできなかったのでえらい違いでした。
あと、違う薬の提案もしてくれました。今すぐ、変える訳ではないが、違う薬という方法もあると言ってくれした。まあ、半年たって、しんどさはあって、退職まで選ぶ訳ですから、薬があっていない可能性はあります。
前の先生との違いは何なのか?
前の先生で、これは変やろ?と僕が思った分かりやすい事柄をあげてみます。
- 退職の話を笑われたり、無視されたりした。
- 食事療法に取り組んでいてその効果を尋ねると否定はしなかったけど、笑われた。
- 休日はマシになってきたが、今週は仕事は辛く家を出たけど出勤できない日が2日あったと伝えたが、診察が4週間に1回が、6週間に延びた。薬の提案もない。
診察が延びたのは分かりやすいですね。会社の近くまで行ったのに出勤できない日が今週は2日もあったのに、診察を伸ばすなんておかしいです。でも、そんな判断をする先生なので、僕は薬だけもらえば良いので、延びた方が良いと思いました。
あと、笑われたり無視されたりしたと僕は感じています。もちろん、大笑いしている訳ではないです。でも僕はそう感じました。わずかな反応だったり、僕の主観の部分があったりするでしょうが、僕はそう感じました。
分かりやすいのは以上ですが、他の普段のやり取りでも聞いてもらえている感じはなかったです。
うまく言語化できませんが、新しい先生に診察してもらって、全然違うと思いました。
感じの良さなんでしょうね。雰囲気。僕は福祉専門職をしていますが、これが対人援助専門職の数値化できない差なんだろうと実感しました。人と人との相性もあり対人援助専門職とはこんなものだと思いました。
施設長として人材育成を考える
さて、少し話がそれます。
改めて伝えますが、僕は福祉職員をしていて、施設長をしています。人材育成をしないといけない立場です。
相談業務が主な施設なんですが、できない職員がいます。面談が下手です。でも本人は自分で面談が下手とは思っていません。僕もそれをうまく言語化してその職員に伝えられません。
もちろん上記にある様な、分かりやすい変な事柄に対しては伝えています。でもそうでない場合は違和感があっても伝えれません。
でもその様な人は、相談されなく暇なままです。できる人は忙しくて予定が埋まる。そしてどんどん経験を積んでいく。でも暇な人は、自分ができてないのを、信頼されていないのを理解していません。
そういえば、僕が通院している病院も暇です。前の先生が院長先生です。
うちの施設で1日の業務量を指示しても、出来る人は守りますが、守れない人、守ろうとしない人が多い職場となっています。
うちの施設は全国でトップレベルの高い評価を受けていますが、一部の人間の頑張りでの成果となっています。
上手く人材育成が出来ていないのは、僕の施設長としての能力不足です。
話がそれましたが、要は対人援助専門職として、この人は信頼できる、話を聞いてくれるというのは、言葉に現れる事もありますが、言語化しにくいもっと全体的な雰囲気にあると思いました。ノンバーバルコミュニケーションよりも、もっと雰囲気って感じがします。
そして、今回、僕の経験で言えば、2人の精神科医を比較するとそれが明確になりました。
そしてうちの施設ではクレームまでいかなくても、きっと利用者も、うちの暇なスタッフに対して、なんかこの人相談しにくいとなっているんでしょうね。申し訳なく思います。
最 後 に
- 新しい先生には聞いてくれる先生で相談しやすいです
- 前の先生との違いを書きましたが、具体的に言語化できる事柄は少ないです。雰囲気とか、相性となってしまいます
- でも比較すると違いが明確です
- そして対人援助専門職はそんなものだと思った。
前の先生は、もちろん医師免許を持っていて、院長先生もしています。病院は暇そうですが、経営していけるぐらいなのでしょう。クレームが沢山くるほどでもないのでしょう。
僕の施設も有資格者だけを採用しています。でも僕から見て面談が下手で、あまり相談されないので暇です。でもクレームまでいきません。
世の中、そんなものなのかな。僕は、前の先生は嫌で、今の先生が良い、雲泥の差とユーザーとして言えます。
でも、前の先生にクレームをいう程ではありません。うちのスタッフもクレームまで行きませんが、面談は下手と僕は思います。でも僕の能力不足のせいか、うまく人材育成できません。
どうせなら自分は良い仕事をしたいと思うし、僕が施設長ならばうちのスタッフには良い仕事をしてもらいたいと思います。そういうのに疲れたので僕は退職・セミリタイアする事に決めました。
しかし、今回、精神科の2人の先生を比較して、改めて、対人援助専門職の難しさと奥深さを感じました。
そして、何にせよ、良い先生に変われて良かったです。感謝です。次の診察が楽しみです。この先生なら4週間に1回の診察にもらいたいです。
わたくし事の記事を最後まで読んで頂きありがとうございました。