僕は毎月分配型投資信託が好きでした。
毎月分配してくれてお金が増えている感じがするし、流動性の高い現金・余力になるので、それでまた投資をするので、楽しいのです。今も毎月分配してくれる事は好きではあります(笑)
3~4年前は以下の様な記事も書いていました
でも長らく毎月分配型投信を保有した結果、特別分配が中心で、結局トータルリターンはマイナスになっています。
以下の記事で毎月分配型のマイナス点を書いていますが、今回はそれをついに売却した話です。
目次
毎月分配型投信の売却
売却した銘柄
- ワールド・リート・オープン(毎月決算型) 53万円売却 -18万円
- フィデリティ・グローバル・ハイ・イールド・ファンド(毎月決算型)11.5万円売却 -0.1万円
- ニッセイグローバル好配当株式プラス(毎月決算型) 16万円売却 -6万円
となっています。
売却金額と損益
合計で約80万円を売却しました。売却した時の実現損益は-36万円です。
うーん。思いっきりマイナスですね。
ただ貰っていた分配金は、売却後に表示される実現損益には反映されていないと思うのでここまでマイナスではないと思います。
けどそれを差し引いてもマイナスはマイナスです。
毎月分配型の売却した理由
クリスマスショックが来ると思っている
現在、コロナバブルで株価が実体経済とかけ離れて上がっています。なので僕はクリスマス辺りで暴落・調整がやってくると思っています。
2年前がちょうどそうでした。その時に買い向かう資金が欲しかったのです。
NISAのロールオーバー表示が出ていた
毎月分配型をNISA枠で保有していたのでロールオーバーの表示が出ていました。もちろんロールオーバーするつもりはなかったですが、このまま保有していて良いのか?というのを考えました。
この株高が売却のチャンスだと考えた
余力が欲しいのがありますが、NYダウなどが30000ドルを突破して史上最高値が更新しているこの時期が売却のチャンスと思いました。
まだ含み損が少ない今、売っておくほうが良い訳です。
なぜ今まで売却しなかったのか?
自分でもこれは不思議ですが、ここ数年新しく毎月分配型を買う事はなかったです。
今後利益が出るという期待
けど、保有していたものを売却するまでには至りませんでした。毎月分配金をもらえていて、普通分配と特別分配になるギリギリで結局特別分配になっている銘柄もあり、もう少し基準価格が上がれば利益になるのに、と考えていた面はあります。今後、利益を出してくれるかも知れないと思っていました。
売却、損失確定、変化への躊躇
前述した今後儲かるかも知れないのに損を確定させてしまうのが嫌だったのはあります。これまで保有していたのを売却するという変化を起こすのはエネルギーがいるかも知れません。
思考の停止
変化をおこすエネルギーがなかった面がありますが、それについてきちんと考えれていなかった面も存分にあります。
今回、クリスマスショックがくるかも知れない、ロールオーバーが表示されている事から、きちんと考える事ができました。
売却した分、何に投資をするのか?
以下に書いている高配当ETFは魅力です。
ネオモバイル証券で1株づつ高配当株を直接買うのもありです。
暴落具合にもよりますがS&P500のETFも魅力です。
他に優待の個別株を買う事もできます。
何にせよ、80万円の余力ができたのは嬉しいですし、冬のボーナスを合わせたら100万円以上の余力が新たにできました。
お金は加速する
僕は結局マイナスになっている毎月分配型投資信託を10年以上保有していました。
新たに毎月分配型を購入はしていなかったので割合は少なくはなっていました。それでも資産が増えていて良かったです。
今回、購入価格にして116万円分を売却しました。マイナス36万円が確定されて手元に残ったのは80万円です。
その80万円で高配当株の優良銘柄や、インデックスファンド等の適切な金融商品に投資したらリターンを得らえる可能性が高いです。
クリスマスショックが来て、その時に購入できたら尚更です。
今回の毎月分配型投資信託の売却と、その資金での適切な資産運用で、お金が加速して増えるのを期待しています。
最後に
- 僕は長年、リターンのない毎月分配型を保有し続けていた
- 理由はリターンがあるという淡い期待、売却という変化を嫌い思考が停止していました
- でも暴落・調整がしそうな予感、ロールオーバー表示で、きちんと考え行動することができました
人って思考が停止する効率的に動けない面があります。
暴落・調整が来ようが来まいが、毎月分配型投資信託は解約しておくべきと僕は考えます。実際の経験からやっと身に着きました。
色んな資産運用のやり方がありますが参考になれば幸いです。