辞職を迫らせる様な記者会見で議員が続投の意思表示をしました。
その時の言葉「ぜひ議員を続けてほしいという声がある事も事実」に対する考察記事です。考察ってオーバーですが僕が思うところを書きました。その言葉は真実で、言葉ってそんなものですよねってのが結論です。
目次
「ぜひ議員を続けてほしいという声がある事も事実」は本当だろう
「ぜひ議員を続けてほしいという声がある事も事実」は本当だろと思います。
なぜなら誰か一人でも、続けて欲しいと言っていたら「ぜひ議員を続けてほしいという声がある事も事実」というのは本当になるからです。
下手したら、その議員自身が「ぜひ議員を続けてほしい」と一度でも声に出して言えば、そういった声があるのは事実になります。
まあ、そこら辺を突っ込まれたら嫌ですが、あまり突っ込まないみたいですね。
僕は昔、小説家になりたいと思っていたので、言葉を大事にしたくて、嘘はつきたくないです。でも、今回の議員の立場なら嘘はついていないと言えます。
全くの嘘ではないので、記者会見で話す時の後ろめたさは少なくなります。
もちろんこの議員の後援会などが「ぜひ続けてほしい」と言っているのかも知れません。
オリンピックを目指していた
あるマンガで、「 俺はボクシングでオリンピックを目指していたぐらいなんだ 」というセリフに対して
「おおー、すげー、強そう」と反応した人に対して
「目指すだけなら、誰でも目指せるからな」と答えた場面がありました。
先ほどの議員の話と同じです。ただ目指していただけなら誰でも目指せます。
自分の心の中で目指しているだけでも、目指しているんですから。それこそ、下手したら、ボクシングをしたことすらないけど、オリンピックを目指していても、目指していた事になります(笑)
要はモノは言いよう
要はモノは言いようという訳です。
「ぜひ議員を続けてほしいという声がある事も事実」も「オリンピックを目指していた」も、中身が全く伴わなくても本当なんです。嘘はついていません。
悪用する人もいるでしょう。
昔、悪徳訪問販売員が消防署の方がから来たと言って、方向の意味なのに、消防署職員の様に消火器を売りつける手口がありました。
嘘はついていないけど、相手をだます事ができます。
ましてや嘘をついたらもっと相手をだませます。
人って自分が思っている事を伝えたくて、言葉を身に着けたのに、言葉を身に着けた事によって、嘘をつける様になってしまった訳です。ただのメリット・デメリットかもしれませんが、僕は言葉の限界を感じます。
僕のちょっとした雑感を最後まで読んでくれてありがとうございました。