今日からもう12月です。コロナに影響された年となりましたが、本当に1年があっという間です。
さて今回はNISA枠を使いきるべきか?という話です。
目次
今年のNISA枠が20万円弱残っています
NISAは利益が出た場合に20%強の税金が5年間免除される制度で年120万円の非課税枠があります。
これを有効に使っていきたいのですが、僕は12月に入ってもまだ20万円弱使えていないのです。
出来れば有効活用したい。でも今は日本株はバブル後最高値、米国株は史上最高値ぐらいになっているので、今、買って良いのか悩みどころです。
NYダウが30000ドルを突破
11月24日にNYダウが初の30000ドルを突破しました。もちろん史上最高値更新です。
コロナ禍の中、実体経済とかけ離れた株高でバブルともいえます。アメリカ大統領がメイデンさんに無事に移行しそうだとか、ワクチン開発などの明るいニュースがあるかららしいですが、コロナ禍での金融政策が土台になっている株高です。
コロナは当面収まらず、コロナが収まらさない以上、金融政策が続くので、もしくは追加の金融政策があり、バブルは続くとの見方があります。
僕もその通りと思っていて、恐ろしいのはコロナが収まった時かも知れません。
とは言えど、やはり実体経済とかけ離れたバブルなので、今から資金を投入するのは非常に勇気がいります。けど、コロナが続くうちはこのまま上昇するという見方もあります。あぁ、悩みます!
選 択 肢 は
- 残り20万円を全く投資しない
- 半分の10万円を投資する
- 日本の高配当個別株購入
- 日本の高配当株ETFを購入
- 世界のインデックスファンドを購入
僕の選択肢は上記の5つで、織り交ぜるのもありです。
無難なのは半分の10万円で世界のインデックスファンドでしょうか。NISAの恩恵を考えたら高配当株ETFも良い選択肢かも知れません。
どこかでバブルが弾ける、暴落すると思うので、購入はするけど早めの売却もありです。けど相場を読めるなら苦労はしないので、基本はバイ&ホールドでいきたいです。
コロナショックの時にもう少し仕込めればと思ってしまいますが、まさにタラればですね。
あと、NISA枠が余っているなら10万円以下の跳ね上がりそうな小型株を買うのも面白いかも知れません。非課税枠は値上がりすればするほど、その恩恵にあずかれるのでテンガバーを狙える様な株に期待を込めて買うのもありかも。
でも色々と書きましたが、逆にあまりNISA枠にこだわらない方が良いと思ってきました。
配当金のでない優待株を買ってはNISAをうまく活用できないので注意して下さいね。去年、僕はそれで失敗しました。もちろん値上がりを期待するなら話は別ですが。
注文日と約定日に注意
実はこれは非常に大事です。
1年間の非課税枠の買い付け上限が決まっているNISAですが、年内いっぱいギリギリの12月30(水)に注文したら間に合うという訳ではないんです。
個別株で言えば、12月28日(月)までに注文・約定していなけばなりません。
これは受け渡し日で今年のNISA枠なのか判断されるからです。28日(月)に注文したら、個別株なら受け渡しは翌々営業日になって30日(水)となりギリギリ今年のNISA枠に間に合う形になります。
なのでまだNISA枠が残っている人は早めに約定しなければいけないので注意して下さい。
投資信託だと注文日の翌日とかが約定日になったりするので、さらに前もって注文が必要なので注意して下さい。
投資信託なら1円単位で注文できます
一般NISAは年120万円までの非課税枠がある制度ですが、個別株で売買をしているなら金額の端数が出てきます。
889円の非課税枠が残っているとかです。
個別株で889円で買えるのは中々ないです。1株の値段は889円だったとしても、基本100株単位での売買となります。
そこで、半端なNISA枠は投資信託を購入すると使い切れます。大体のネット証券も可能だと思いますが、僕が利用している楽天証券だと100円以上、1円単位で金額指定で購入ができます。
最 後 に
今年のNISAは今年のうちにという、年末の大掃除のCMを思い出し書き始めた記事でした。
けど、必ず今年のNISAを今年中に使い切る必要はないですよね。高値掴みに気をつけねば!とこの記事を書いていて思いました。
もちろん買おうと思っている時にNISA枠が余っていたら有効活用するべきですが、NISAの為に無理に新たに投資するのは慎重にいった方が良いです。
皆さんもNISAをうまく活用してもらえればと思います。無理に活用しないのも活用かも知れません。投資は自己責任でお願いします。