UnsplashのKarsten Würthが撮影した写真

50代半ばの僕のバイト時代の先輩の話です
時々変な事はしますがとても良い人です。ずっと家族の為に頑張ってきたのでもっと幸せになって欲しい人でした
そんな先輩がやっと自分の人生を歩めるようになったお話です。そして幸せになって欲しいと思い記事を書いています
目次
母と弟さんの面倒をずっと見てきました
50代半ばで結婚しておらず子供もいません
認知症の母と、かなりやんちゃをしていた弟さんと3人で暮らしています
弟さんは生活保護で別世帯でしたが、母が弟に家を教えてしまい転がり込んできて、弟さんの生活保護も打ち切りになって、三人で暮らしていました。
せっかく逃げて住所も教えずにつかず離れずにやっていたのにお母さんが弟さんに家を教えたのです。認知症が始まる前の出来事でした。母心というものでしょう
でも生活費は先輩が出していて、先輩は弟さんと一緒に暮らす事を良しとはしていません。もちろん弟さんは一緒に暮らすからと言って生活費を出す訳ではありません。結局、先輩がしょい込む事になっていたのです・・・。
母は施設へ、弟さんは入院
母の認知症が進んでしまい役所の人が家にも来るようになり結果、母は施設に入る事になりました。ちなみに転がり込んでいる弟さんは母親を施設に入れた事に対し、先輩に「人でなし」と非常に攻め立てたらしいです・・・。
役所の人が家に来る中で、弟さんもほっておいて良い状態でないとの事で弟さんの支援もしてくれました
弟さんは糖尿病が進んでいて立ち上がるのも苦労するぐらいでした。入院を拒否していましたが最後は身体しんどかったのでしょう、自分から救急車を呼んでくれと言って入院になりました
そして入院して生保になりました。現在入院中です
先輩が「役所の方が本当によくしてくれて助かった」というのが印象的でした。役所の人ではなく、役所の方と言っていました。そして役所の部署同士でもめるんやな、と言っていたので本当に利用者の為に動いてくれた方なんだろうと思いました
良い仕事をされる方で良かったです
「これからは自分の人生を送って下さいね」と伝えました
僕はその話を聞いて「今まで本当に頑張ってきましたよね。これからは自分の人生を送って下さいね」と伝えたところ、役所の方にも同じことを言われたとの事でした
本当にそうです。他の人が見てもそう思うのです。
認知症の母、転がり込んできた弟さん。稼ぎ手は自分しかおらず働きに出て、食事も先輩が作っていました。最終的には尿なども垂れ流しぐらいで毎日シーツを洗っていたと言っていました
本当に頑張ってきたと思います。今は毎週、母親に会いに行っているとの事です
ひと段落したのは1ヵ月前なのですが、最初の1週間は本当にほっとしたとの事でしたが、段々寂しくなってきたと言っていました。人ってそんなものだと思います
でもだからと言って弟さんと安易に一緒に暮らすのは辞めた方が良いとは福祉職員として伝えておきました
最期に 感謝しかないという知人は幸せになって欲しい
- 認知症の母と転がり込んできた弟さんの面倒をみてきた先輩がいます
- 母は施設に入り弟さんは入院して生活保護になりました。役所の方が動いてくれたおかげです
- 僕が「今まで本当に頑張ってきたので、これからは自分の人生を送って下さいね」と伝えると役所の方も同じことを言っていたとの事でした
といった事を綴ってきました
先輩は母親には「感謝しかない」といつも言っています
本当に偉いと思います。さすがに弟さんには大いに不満をいいますが、母の手前追い出す事もしなかった先輩でした
でも、母も弟さんも一軒家からいなくなりさびしいとも言っていました。
これまでたまに会っていましたが、「まあ、月1回ぐらい飲みに行きましょうよ!」と僕は先輩に伝えたました。月1回ぐらい、もっとでもいいかも知れませんが飲みにいきたいです
先輩には自分の人生を歩んで幸せになって欲しいです。なので一粒万倍日にこの記事をアップしました
そして僕なりの応援をしたいです。とりあえず映画の株主優待の情報は伝えておきました(笑)
わたくし事の記事を最後まで読んで頂きありがとうございました