UnsplashのPatrick McManamanが撮影した写真
仏教用語で「自利利他円満」という言葉があります
自分の利が他の利となって円満になるという意味です人の為に我慢しているとそれは続きません、円満ではありません。
自分の利が人の利になった方が円満な訳です。僕がサイドFIREできたのも自利利他円満となっているからだと思っています
目次
利他は持続可能でない 僕は他人の為で鬱になりました
僕は福祉職をしているぐらいなので人の役に立ちたいという想いが強い人間だと思います
そんな僕が管理職になって利用者だけでなくスタッフの為にも働くようになりました。スタッフにいかに気持ちよく働いてもらうかが管理職の役割と教育を受けその通りと思って頑張っていました。
なのでスタッフが成長する為に取り組み誰よりも働いていました。苦手な管理業務、人事や運営などもしてきました。でも利用者の為なら大丈夫でしたが、利用者とスタッフの為に頑張るのは僕のキャパを超えていました
その結果、鬱になりました。僕にその能力が無かった、管理職が向いていなかったからですが、他人の為に頑張り続けるのは無理があります。持続可能でないというのが僕の経験です。持続可能でないというのが僕の経験です
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自分の為、そして楽しく自利で利他となるのが良い
他人の為に頑張るのは持続可能でないと書きました
自分の為に、自利に取り組んだ結果、それが利他となるのが良いと思います
他人を傷つけたり陥れたりして自利になるのはダメですが、人に迷惑をかけないなら自利で良いのです。そして、その自利が利他に繋がっていく様なものにしていけば良いのです
さらに自分が楽しい、自分が好きな事、自分が得意な事に取り組んで、それが利他に繋がっていくのが最高です。それが自利利他円満となり持続可能となります
好きなこと、楽しいこと、得意なことは頑張れます、努力できます。楽しくてやっているので頑張りや努力している感覚すらないぐらいです。どんどん実力がついていきます
嫌々やっている人とどんどん差が開いていきます。それが利他になっていくのは最高です
僕はそんなサイドFIREを実行しています
我慢で報酬が発生するのではない
少し切り口が変わります。我慢はもちろん大事ですが、ずっと我慢はしんどいです。他人の為の我慢なら尚更です
忘れがちなのは、報酬は我慢から発生する訳でなく、生産から発生しています。
仕事はしんどいもの、努力しなあかん、汗水たらして稼ぐものだという考えがあります。でもそのしんどい中、頑張った結果、生産ができる、生産性が上がって報酬になる訳で努力自体に報酬はないのです
他人の為に我慢しても、我慢自体は生産的でなく報酬は発生しないのです。
そしてさっきも書きましたが、しんどいよりも好きで楽しくてやっている人の方が結果として努力もしている訳で(本人は努力ているつもりはないです)スキルアップするし生産性も高くなります
働く以上我慢しないといけない事があるとは思いますが、我慢自体は報酬を発生させません。できるだけ我慢が少なく楽しくて生産性が高い仕事の方が良い訳です
正社員で働いていたら、特に我慢しないといけない事が多く、そして社会人は我慢しないといけないものだと多くの人が思っていて、多くの人にそれを求めています。
でも本当は我慢に報酬は発生せずに、好きな方が自利の方が生産的で持続可能なものなのです
最後に 利他に繋がる好きや得意を知る方法
- 利他は持続可能でない 僕は他人の為で利他を自利より優先して鬱になってしまいました
- まずは自分の為、そして楽しく自利で、それが利他となるのが良い。それだと持続可能です
- 我慢からは報酬は発生しない。我慢はしんどく持続可能ではない。他人の為の我慢なら尚更です。自分の好き、得意に取り組んだ方が生産的で持続可能です
といった事を綴ってきました
自利が利他になると円満。自利利他円満の話をしてきました
では利他になる様な自利(自分の好きなこと、得意なこと)は何なのか?みんなそれを持っているのか?どうやって見つけるのか?という話です
そんなのは一部の天才や、血のにじむ様な努力の結果、手に入れられると考える人が多いと思います。当たり前ですが野球が好きでも全員がプロ野球選手になれる訳ではないのです
その通りですがプロ野球選手まで行かなくても自利利他円満はあると僕は思います。長くなってきたので詳細はまた書こうと思いますが、結論だけはこの記事で書きあげます
利他になる様な自利(自分の好きなこと、得意なこと)の見つけ方は少しの努力で人よりも上手く出来て楽しくて続けれることです
僕が人材育成コンサルに辿り着きつつあるのも上記に当てはまっているからです。そして楽しいサイドFIRE生活を送っています。
1人でも多くの人が、その様な自利利他円満になる様な取り組みをしてもらえたら嬉しいです
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わたくしことの記事を最後まで読んで頂きありがとうございました